2014年7月22日火曜日

なんてね

交通事故と呼ばれている(あえて呼ばれているという意図は、事故ではなく事件として扱われるべき事案が多く含まれていると考えるからです)原因での死者数が、毎年徐々に減少し、ついには一時期の半数以下に落ち着きつつあります。

今後、自動停止システムや脇道からのアラームシステムなどが発展すれば、事故件数が減ることで、犠牲となる死者数も減り続けると期待します。 本当に人間の知恵を有効に使えば偉大な結果を齎すことが出来るのだと実感します。

ただし、ここで注意しておきたい点は、交通事故死者数のカウント基準というものがあり、事故(事件)発生から24時間という一線があるということです。他説では48時間という情報も有りますが、いずれにしてもカウントに入るかどうかは時間制限があるのです。

現在新車で販売されている自動車の安全性は、20年前とは雲泥の差が有ります。
エアバッグは正面だけではなく、側面も頭部も保護してくれます。シャーシの構造も、クラッシュセーフティーが発展してグリーンハウスの潰れが極小化されていることは広く認知されています。

一方、医療の現場においても救急治療の技術革新は相当なもので、(ただし人手不足で医療の現場では相当な負担を強いられていることを認識しなければなしませんが)これも手伝っての「事故死者数現象」であることも充分に理解しなければなりません。

つまり、昭和45年前後の交通戦争からは卒業した我々も、車の安全性能や医療の進歩がなければ、現在ほどの事故死者数まで到達できていないという現実を認識する必要があるのではないでしょうか。

なんてね。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6820.html

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